『正反対な君と僕』のアニメ2期が始まり、「原作の何巻から何巻まで描かれるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
先に結論を言うと、アニメ2期は原作5巻から始まり、最終8巻の第65話まで進む可能性が高いと僕は予想しています。
公式から「原作最終話まで映像化する」と発表されたわけではありません。ただ、1期の終了地点、2期の話数、原作の残り話数、公式PVに映された内容を並べると、8巻完結まで走る構成がかなりしっくりきます。
この記事では、アニメ2期が原作のどこから始まるのかを確認したうえで、どこまで進むのか、2期で注目したい場面を原作の流れから紹介します。
※この記事には、原作5巻以降の展開に関する軽度のネタバレが含まれます。
『正反対な君と僕』アニメ2期は原作5巻から
横浜デートのイメージ(AI作成)
『正反対な君と僕』のアニメ2期は、原作5巻の内容から始まります。アニメ1期の続きを漫画で読みたい人も、5巻から読むのがおすすめです。
1期最終回の第12話「ほいっぽ」では、修学旅行後の鈴木と谷の横浜デートが描かれました。
鈴木は、学校で谷から「鈴木さん」と呼ばれることに少し引っかかりを覚えます。恋人になって距離は縮まったはずなのに、教室ではまだ以前と同じ呼び方。その小さな不満が、鈴木らしいんですよね。
横浜では、同じくデートをしていた山田と西に鉢合わせします。そして帰り道、鈴木と谷には初キスの機会が訪れました。
この第12話には、原作4巻の第29話「ほいっぽ」から、第31話「背伸びデート?」付近までの内容が使われています。原作4巻は第23話から第31話までの収録なので、1期は4巻終盤まで進んだことになります。
2期第13話のタイトルは「クリスマスイヴ」です。原作5巻にも第34話「クリスマスイヴ」が収録されており、鈴木と谷が初めてのクリスマスを一緒に過ごします。
二人でスーパーへ買い出しに行き、谷の家でケーキを作る。真剣に作業する谷の横で、鈴木は前回逃してしまったキスをどうしても意識してしまいます。
付き合う前なら、好きな人と二人きりになれただけで大事件でした。でも、恋人になった今は、その先を期待してしまう。2期は、鈴木と谷が「付き合えた喜び」の次へ進むところから始まります。
なお、原作5巻は第32話「ファスト交流」から始まります。アニメでは複数の原作エピソードを一つにまとめる場合があるため、続きを読むなら第34話だけでなく、5巻の最初から読むのが確実です。
『正反対な君と僕』アニメ2期は原作8巻の最終話まで進むと予想
卒業式のイメージ(AI作成)
僕は、アニメ2期が原作8巻の最終第65話「正反対な君と僕」まで進むと予想しています。
現時点では公式発表ではなく予想ですが、2期の全13話という尺なら、原作の残り34話を1期とほぼ同じペースで映像化できます。さらに公式PVには、高校3年生や受験など、7巻から8巻につながる内容がすでに登場しています。
ここからは、8巻の最終話まで進むと考えた二つの根拠を見ていきます。
アニメ2期の全13話は原作最終話まで届くペース
公式Blu-rayの商品情報によると、第3巻にはアニメ第13話から第18話、第4巻には第19話から第25話が収録されます。
つまり、アニメ2期は第13話から第25話までの全13話です。
原作4巻には第23話から第31話、5巻には第32話から第40話が収録されています。1期が第31話付近まで進んだとすると、2期で残されているのは第32話から最終第65話までの34話です。
- アニメ1期:原作約31話分を全12話で映像化
- アニメ2期:原作の残り34話を全13話で映像化
1期はアニメ1話あたり原作約2.58話。2期で残り34話を13話に収める場合は、アニメ1話あたり約2.62話です。
ほとんど同じペースなんです。
もちろん、原作のすべてのエピソードが同じ長さで使われるわけではありません。短い会話をまとめたり、複数話を一つのアニメ回として再構成したりする部分は出てくるでしょう。
それでも、1期と同じ密度を保てば、第25話で原作最終話まで到達できます。
全25話を前半12話と後半13話に分け、原作全65話を最後まで描く。話数の配置を見る限り、最初から完結までを見据えて組まれたシリーズだった可能性もありそうです。
公式PVには原作7巻・8巻につながる内容がある
話数だけでなく、公式PV第3弾の内容も8巻完結予想を支えています。
公式サイトでは、PVについて「高校3年生になり、受験勉強の始まりとともに変化していく鈴木と谷」が描かれると紹介されています。
原作7巻では、鈴木の誕生日を祝う花見の途中で、クラス替えや受験への不安がこぼれます。
鈴木にとって、谷と過ごす時間は楽しい。だからこそ、その時間がいつまでも同じ形では続かないことが怖くなります。桜の下で交わされるのは明るい未来の話だけではありません。高校生活の終わりが、まだ遠くにありながら、少しずつ輪郭を持ち始めます。
8巻では、鈴木が谷の家で、谷の志望校とは別の大学の過去問を見つけます。
谷は、自分の進路が鈴木の選択を狭めないように考えていました。一方の鈴木は、自分が谷の可能性を狭めているのではないかと悩みます。
相手を大切に思っているから、勝手に自分を引っ込めようとしてしまう。二人の気遣いが同じ方向を向かず、すれ違いに変わる場面です。
公式PVが高校3年生と受験まで扱っている以上、アニメ2期が5巻や6巻付近で終わる可能性は低いでしょう。
さらに公式は、2期を「彼らの最後の季節」と紹介しています。
卒業へ向かう時間まで映像化するなら、8巻第64話「スタートライン」の卒業式、その先にある最終話まで描く方が、物語の区切りとして収まりがいいです。
公式から完結までの映像化が明言されたわけではありません。それでも、全13話という尺とPVの内容を合わせると、2期は続編というより完結編に近い構成になると僕は考えています。
『正反対な君と僕』アニメ2期の見どころ
教室で会話する男女のイメージ(AI作成)
アニメ2期の見どころは、鈴木と谷が「恋人になった後」の問題に向き合うこと、そして山田と西、東と平の関係がそれぞれの速度で動き出すことです。
恋人になるまでのドキドキだけではありません。好きな人に何を伝えるのか。相手の好意をどこまで信じるのか。自分の不安を一人で処理せず、言葉にできるのか。2期では、三組の違いがより鮮明になります。
ここからは、鈴木と谷、そして二人を囲むキャラクターたちに分けて見どころを紹介します。
鈴木と谷が向き合う「付き合った後」の選択
鈴木と谷は、長い片思いの末にようやく結ばれた二人ではありません。鈴木が勇気を出して距離を縮め、谷も自分の言葉で気持ちを返したことで、二人は物語の早い段階から恋人になります。
だから2期では、付き合ったあとに、どれだけ相手のことを知っていけるかが描かれます。
クリスマスイヴの鈴木は、谷とのキスを期待しています。でも、「キスしたい」とまっすぐ言うのはやっぱり恥ずかしい。谷はどう思っているんだろう、と気にしながら、少し近づいてみたり、また迷ったりします。
谷も、鈴木に何も感じていないわけではありません。ただ、鈴木のように気持ちをすぐ表に出すタイプではない。正反対な二人だからこそ、好きという気持ちを見せるまでの速さにも差があります。
ひとりで考えて答えを出してしまう谷と、つい周りに合わせてしまう鈴木。
受験が近づくと、谷は自分のせいで鈴木の選択肢を減らしたくない。鈴木は、谷に無理をさせたくない。
お互いを思っているのに、正反対なふたりはすれ違ってしまいます。
でも、この二人は、これからも一緒にいるために、ちゃんと向き合います。
言いにくくても話す。相手の言葉を聞く。そこで初めて、「そんなふうに考えてたんだ」と気づける。
正反対なふたりが、少しずつ距離を縮めていく。そこがアニメ2期の見どころです。
山田と西、東と平の関係も大きく動く
原作5巻から6巻では、山田と西の関係が大きく動きます。
山田は、西と連絡先を交換してから時間がたったことに気づき、告白すべきか悩み始めます。普段の山田は明るく、思ったことをそのまま口にできそうな人物です。ところが西のことになると、いつ言えばいいのか、どう伝えればいいのかを考えすぎて動けなくなります。
西も山田への気持ちを自覚しています。それでも、自分から一歩を踏み出す勇気が出ない。
どちらかが相手を好きではないから止まっているわけではありません。二人とも同じ方向を向いているのに、「相手も同じ気持ちかもしれない」と信じ切れないんです。
告白の計画を立てた山田と、慎重に気持ちを抱える西。二人の場面では、言葉が多い山田と、沈黙の中で考える西の違いが、そのまま会話のリズムになります。
そして原作7巻から8巻では、東と平の関係も進みます。
東は、平が自分の笑い方や人との距離に悩んでいることを知ります。平は、東が過去の人間関係で雑に扱われてきたことに怒ります。
二人の間では、派手な告白より先に、相手が傷ついたことを自分のことのように受け止める時間が積み重なります。
東はやがて、平への気持ちに答えを出そうとします。一方の平は、東が自分を好きかもしれないと気づきかけながら、「そんなわけがない」と処理してしまう。
平にとって難しいのは、東の気持ちを推理することより、自分が誰かから特別に思われる可能性を受け入れることだったんじゃないでしょうか。
それでも平は、以前より東の話を真剣に聞くようになります。その態度が東をさらに意識させ、二人の距離を少しずつ変えていきます。
公式PVでも、東が素直な思いをこぼしたことをきっかけに、東と平の関係が揺れ動くと紹介されています。
鈴木と谷のように言葉を交わして進む二人もいれば、山田と西のように同じ気持ちを抱えながら足が止まる二人もいる。東と平は、好意を受け取る準備から始めなければならない二人です。
同じ学校、同じ季節を過ごしていても、恋が進む速さはそろいません。その違いを急かさず、それぞれの会話や沈黙として描いているところが、『正反対な君と僕』2期の大きな見どころです。
よくある質問
『正反対な君と僕』アニメ2期は原作何巻からですか?
原作5巻からです。2期第13話「クリスマスイヴ」は、5巻収録の第34話と同じタイトルです。第32話・第33話に関係する内容もあるため、漫画で読む場合は5巻の最初から読むのがおすすめです。
『正反対な君と僕』アニメ2期は全何話ですか?
第13話から第25話までの全13話です。公式Blu-ray第3巻に第13話から第18話、第4巻に第19話から第25話が収録されます。
アニメ2期で原作最終回まで描かれますか?
2026年7月15日時点では、原作最終話まで映像化すると公式には明言されていません。ただし、全13話の映像化ペースや、高校3年生・受験・東と平の関係を扱う公式PVの内容から、最終8巻まで進む可能性は高いと予想しています。
『正反対な君と僕』の原作は何巻で完結していますか?
原作は全8巻です。8巻には第59話から第64話、最終第65話「正反対な君と僕」、番外編などが収録されています。
参考情報
- TVアニメ『正反対な君と僕』公式サイト
- TVアニメ『正反対な君と僕』あらすじ:
第12話「ほいっぽ」/第13話「クリスマスイヴ」
- TVアニメ『正反対な君と僕』Blu-ray:
第3巻/第4巻
- 集英社『正反対な君と僕』:
第4巻/第5巻/第6巻/第7巻/第8巻
- 少年ジャンプ+『正反対な君と僕』第65話



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